2011.12.05

双葉山

おはようございます。石川です。

先週末は、郷土が生んだ偉大な横綱双葉山生誕100周年記念イベントのため宇佐に帰っていました。双葉山が宇佐出身であるということ以外は、恥ずかしながら全く知識がありませんでした。先日、横綱白鳳が63連勝で注目をされてからあらためて双葉山の69連勝という偉業を思い知ることになりました。永い角界の歴史上60連勝以上の記録は双葉山、谷風、白鳳という3名しかいないということなので現代の横綱白鳳の凄さも認識しました。

僕は、双葉山について考えたときにもっとも深く考えさせられたのは、やはり「生き方」でした。69連勝という記録そのものは言うまでもなく偉大ですが、それを生み出す生き方そのものが超人的だったと思います。身体的なハンディキャップを抱えながらも「相撲道」の頂点を極めていきました。

双葉山を語る中で、陽明学者の安岡正篤氏にどんな相手にも動じない「木鶏」になりなさいと言われ、そして、70連勝を前頭三枚目安芸ノ海に阻まれた時に「ワレイマダモッケイタリエズ」と電報を打ったとの有名な逸話があります。それぐらい自分を厳しく律した生き方をして前人未踏の69連勝が生んだのだと思うと、凡庸な僕には全く真似が出来ないことになり、暫し思考停止してしまいます。

平成23年も残りわずかです、双葉山を通じて自分の生き方を本当に考える良い時間がもてました。

最後に、双葉山の連勝をストップした安芸ノ海に出羽海親方が「勝ってほめられるより、負けて騒がれる力士になれ」と言ったそうです。なんか、少し前の日本には、サムライがたくさんいて様々な歴史が創造されたんですね。

僕も精進します。石川和司

http://www.futabayama.jp/

http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/sports/article/news/20111204-OHO1T00049.htm

 

 

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