2010.10.18

フレッシュ

こんにちは。石川事務所の藤田です。

今朝、外回りのため事務所を出る時に事務所のビルを出た瞬間、すごい勢いで駆け込んで来たクロネコヤマトさんの配達員の女性の方とぶつかりそうになった。
初めて見かけた方だったので新人さんなのだろうか?とても目がキラキラしていた。
すれ違いながら、ふと事務所に入りたての頃の自分を思い出した。入りたての頃、何もかものスピード感が恐ろしいほど低く、せめて法務局までの移動の時間、郵便物を出すまでなど、とにかく、今、短縮出来るところ!を見つけようとしたら結局そういう所しか無くて、結果とにかく走っていた。
スーツで思いっきり走ることは少し面白くて、走ると疲れるというよりはむしろ爽快感を感じていた気がする。情景として一番記憶に残っているのは四ッ谷にある司法書士会館へ向かう時に四ッ谷駅から走っていた時だろうか。あの街は道路が広いからか街全体が大きく感じて走ってる自分が更に小さく、中々前に進まないような感じがした。でも、東京駅で所長と書類の受渡しで待ち合わせしていた時に結構な距離をこれもまた思いっきり走った時の記憶も鮮明だ。どちらも大きな街で、走れど走れどとにかく到着しない、大きな街でちっぽけな自分という感覚が印象的で記憶が鮮明に残っているのかもしれない。
クロネコヤマトさんや佐川さんはどの街でも仕事上よく走っているが見ていて気持ち良いなと思う。でも今日みたいに彼らの走る姿を見て何かを思い出したことは無かった。思い出したのは、今日すれ違ったその新しい配達員のキラキラした目が強烈だったからかもしれない。
でも今思うのは走ることに価値を感じているのではなくて(もちろんダラダラ歩いてるよりは走る方が見ていて気持ちが良いけど)走ってる人の中に感じるフレッシュさに価値を感じたのかもしれない。

今はさすがにあそこまで走ることは無いが(たまに少しは走る)あのフレッシュな気持ちはいつまでも忘れずにいたいと思う。いつまでもフレッシュさだけでは良くないけれども、フレッシュさは全ての始まりのキラキラした部分だからこそ人に響きやすいものだと思う。慣れは恐ろしいというが、人は状況や環境に慣れてくると、そのつもりがなくてもどこがで手抜きが生まれる。でも、「経験値を上げていく」ということと「フレッシュさ」が反比例していきたくはないなと思いました。フレッシュさは何も新しいことをやる時にだけ生まれるものでは無く、気持ちひとつで生まれるものだと思うので、常に意識し続けることは出来なくても、忘れてしまいそうな時に必ずある何かのきっかけに敏感に反応して感化し続けていければ良いなと思います。
ちなみに内輪にはなってしまいますが、うちの所長は常にどこかフレッシュさを感じるところがあります。藤田鮎子
~初めてのプレイをずっとその胸に焼きつけたままねらいを定めてONE ON ONE~ by ONE ON ONE

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