2013.01.09

増資の手続⑤

こんにちは、石川事務所の真下です。
2013年始まりました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今回は増資のまとめです。今回含めて全5回、増資の手続について投稿いたしましたが、この「増資」という手続、一体どんな時に必要なのでしょうか。

① 会社の資本金=信用度という見方をする方がいらっしゃるので、見た目的にある程度の資本金の額にしておこう。というケース

② 会社の資金調達方法として、第三者に会社の株を発行することで資金を融資してもらう。というケース

③ 新しく官公庁の届出・許認可が必要な事業を行う際に、資本金○○円以上(又は純資産○○円以上)という許認可の要件がある。というケース

ほかにもあると思いますが、この3つの理由で増資を実行されるケースが多いと思います。
安易に増資をしてしまうと、納税面・株式議決権保有割合等で思わぬ結果を招いてしまうことがあります。ただ資本金を増加させるというだけなら、市販のテンプレなどを用いて自分で行うことも可能です。しかし、手間とリスクを考えれば、ご自身での実行するくらいなら、その労力を本業に向けて、手続は専門家に依頼した方がいいのではと実務をやっていて思います。もし「増資」をしようというときはお気軽にご相談ください。

それでは今回はこのあたりで失礼します。
全5回、増資の手続お読みいただきありがとうございました。
また次回は別のテーマで投稿いたします。

司法書士法人石川和司事務所
真下幸宏

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