2011.04.27

事前準備から導かれる結果

こんにちは。

石川事務所の加藤です。

今回は、「事前準備」ということをテーマに少し話しをしようと思います。私が大学までサッカーをしていたこともあり、今回はサッカーを題材にして話しを進めます。

まず、先週Jリーグが再開し、震災地である宮城県を本拠地とするベガルタ仙台が劇的な逆転により、勝利したことはご存じだと思います。この勝利が宮城県ひいては全国の人に勇気と感動を与えたことだと思います。ニュースでも選手の思いや、サポーターたちの思いが重点的に報道され、精神的な面での力を重視していたように思います。

そんな時、前FC東京監督の城福監督のツイッターの中で、「仙台がよく動いていたのは事実だが、精神論で勝ったわけではなく川崎の良さを出させない周到な準備の賜物。」というツイートを見たときに、まさにその通りだと思いました。ここ何年Jリーグの各チームの力が拮抗し順位が目まぐるしく変動する中で、精神論だけで勝てるほど甘くないという経験より裏付けされた言葉だと思います。

毎週のように試合があるJリーグでは、試合終了後から次の試合までの1週間という準備期間は非常に重要な期間なのでしょう。フロント、監督・コーチ、選手、サポーターがそれぞれの立場で、最善の準備を怠らないことで、あのような劇的な勝利を呼び込むことが可能となるのだとつくづく思いました。また、その高い要求を平然とクリアする選手は、さすがプロだなと思います。高いポテンシャル、プロ意識をもった選手が在籍し、それをサポートする優秀な人材がいて成し得る最良の結果。ベガルタ仙台すばらしい集団(チーム)ですね。知り合いの選手もいることからよりファンになりました。

ここでもう一つ、引用ですが前代表監督のオシムさんがこういった事をおっしゃています。「いいチームとは、実は、大きな集合体(ビッグユニット)における、小さな集合体(スモールユニット)が、やるべき仕事を確実にミスなく成し遂げているチームなのだ。」という言葉です。これは、前記でも述べた、最良の結果を出すために繋がります。それぞれの役割で最善の準備をし、試合で実行する。僕の解釈では、大きな集合体=チーム、小さな集合体=経営者、監督・コーチ、選手、サポーターが、それぞれのポジションで自分たちの役割、仕事をミス無く確実にこなし実践する、さらには、自分のポジションだけに限らず、さらに出来ることはないかと思い実行するチームは、本当に強く、良いチームなのだと思います。

長くなりましたが、結果を得るためには偶然ということは無く、華やかな表舞台には出てこない、裏での事前準備の賜物なのだとつくづく考えさせられる事でした。こちらは、スポーツに限らず、仕事、私生活すべてにおいて問われる能力だと思います。僕も意識しながらこれからの設計を進めていきたいと思います。

サッカー好きなので、サッカーネタも多く書くと思います。

では、加藤でした。

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